おしらせ

[開開拓資料]8.24 さっぽろ文庫「札幌とオパンヤ」

20年間オリジナルの4コママンガ「opanya」を連載し続けているたけしさんが、小学生の女の子の「4コママンガ」のとくいをひきだして「オパンヤ4コママンガ同人誌つくりの会」を開催しました。
会で完成した原稿を元にオリジナルのさっぽろ文庫「札幌とオパンヤ」が完成しました

●オパンヤとは
スクリーンショット 2014-09-10 17.57.03
たけしさんが20年描き続けてきたオリジナルの4コママンガのキャラクター。よく猫や狸とまちがえられるが、オパンヤ共和国からきたという独自の存在。たけしさん自身もマンガのキャラクターとして登場しており、まるで実際に共に生活しています。
http://opanya.tumblr.com

オパンヤのぬいぐるみは松井さんのとくいをひきだしてつくっていただきました!

●さっぽろ文庫とは

1977年から2002年の期間に札幌市教育委員会編集で北海道新聞社より100巻出版された本のシリーズです。
明治2年に島判官が札幌本府建設に着手して以来、この140年余りの間に札幌市は驚異的な発展を遂げましたが、その反面、都市化により、ふるさとの心を失いかねない可能性も高まっています。
札幌の風土の中で生まれ育った芸術、文化、社会、自然の諸相をとらえ、過去・現在・未来をつないで独自な<さっぽろ文化>の創造と、新しい<ふるさと札幌>を築くための糧とし、ひいては文化遺産として後世に残すため、昭和52年度から<さっぽろ文庫>全100巻を刊行しました。
(札幌市ウェブサイトの解説を参照)

●さっぽろ文庫「札幌とオパンヤ」
スクリーンショット 2014-09-10 21.05.31

さっぽろ文庫は2002年に100巻を刊行して完結したが、もちろんその後も札幌の歴史は続いていっている。そのことに希望を託した市民が、それぞれが自分のできる形で新たなさっぽろ文庫を発行しはじめたのである。今回は、オパンヤという4コママンガを20年間描き続けてきたたけしさんが、小学生ののぞみちゃんの四コママンガのとくいをひきだして

私がオパンヤと出会ったのは2014年の夏のことだった。いつものようにとくいの銀行の営業を行員とともに励んでいたとき、来客としてたけしさんがいらっしゃった。オパンヤはたけしさんが20年描き続けてきた4コママンガのキャラクターである。だがたけしさんとはじめて話したとき、僕はオパンヤをマンガのキャラクターとは思えなかった。なぜならば、たけしさんはオパンヤのことを話すとき、まるでオパンヤとともに生活しているかのような口ぶりだからだ。20年もマンガを描き続けるとたけしさんの中でオパンヤには命がふきこまれるのかなあとそのときは素朴に思ったが、それだけではないようだ。
たけしさんの中ではオパンヤはキャラクターではない。猫でも狸でもない。何かに分類できるものではない。なのでポケモンやゆるキャラみたいに商売に変えられるようなものではないのだ。たけしさんがいうには、オパンヤは全肯定した自分自身のようなものなのだ。現代人が常識だと思い込んでいるもの全てにオパンヤは疑問を投げかけてくる。オパンヤは自分の内側から発せられる声を聴く事を思い出させてくれる。
「白い、丸い、かわいいのは、こりー(これ)!」と自分自身を指差しながら。

スクリーンショット 2014-09-10 20.56.05

スクリーンショット 2014-09-10 20.56.13

スクリーンショット 2014-09-10 20.55.44

スクリーンショット 2014-09-10 20.55.56

●当日の様子

まずはたけしさんによるラップでオパンヤとはなんなのかの紹介!

スクリーンショット 2014-09-10 17.56.26
「白い丸いかわいいのは、こりーー!!」

スクリーンショット 2014-09-10 17.51.09
たけしさんとRさん

スクリーンショット 2014-09-10 17.57.28
ひきだされたのぞみちゃんとともだちのみなみちゃん

スクリーンショット 2014-09-10 17.57.13
みんな2時間真剣に描きました!