開開拓資料

[開開拓資料]嫁入り玉葱ベーグル

嫁入り玉葱ベーグルの解説です。

〈玉葱音頭〉

嫁入り玉葱ベーグル
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札幌では、花嫁修行を行うときに、玉葱音頭を踊るという風習があります。
玉葱音頭の歌詞が、玉葱の出荷と娘の嫁入りをなぞらえて描写されていることから、いつからかそのような文化が生まれました。
今回、とくいの銀行札幌支店より、新妻のこまちさんが、「酵母」のとくいを辻田さんからひきだし、酵母を育て、育てた酵母を使ってベーグルをつくるという花嫁修行をおこないました。旦那さんに作ったベーグルを食べてもらった後に一緒に修行した方たちと玉葱音頭を踊りました。(開開拓史)

玉葱音頭とは
札幌市東区の前身、札幌村の開基85周年記念(1950年)に制作された音頭。玉葱農家の五十嵐竹治氏が作詞ししました。

玉葱音頭の踊り方玉葱音頭の踊り方

北海道の玉葱の歴史

北海道に玉葱が入ってきたのは明治4年(1871年)のことでした。
ケプロンやエドウィン・ダンの指導のもと札幌官園で試作したのがはじまりです。
明治13年中村磯吉が1haの面積で玉葱を栽培し、初めて売ることを目的にたくさんの玉葱をつくりました。
イエロー・グローブ・ダンバースという名の玉葱が原種で、北海道では「札幌黄」と呼ばれ、明治17年頃から栽培者の熱心な研究と改良で品質のよい「札幌黄」が作り上げられました。