[開開拓資料]8.9 夏休み工作 銭函貯金箱
5万円貯めたい猪熊さんが平岸に住む小学生のせいのすけ君、こうのすけ君のとくいをひきだして銭函貯金箱つくりを行いに、小樽市銭函までいきました。
○銭函について
銭函はアイヌが住む時代から鮭漁の場所として栄え、その後ニシン漁で栄えた時代には各家庭に銭箱があったという伝説が残り、それが今の銭函の地名に由来しているといわれている。北海道開拓の父、島義勇が札幌に開拓府を建設するにあたり、交通、交易の要所として仮本府を置いた場所でもあり、その後も明治14年の鉄道開通の時も小樽と共に開駅した歴史のある場所である。
様々な銭函の地名の由来
○現在銭函にある銭函
現在銭函にある銭函はほとんど、国鉄に勤めていた佐藤さんという男性による作品である。定年退職後、この地に伝わる銭函を独自の研究のもと想像で復元したものである。国鉄に勤めていたネットワークを活かし銭函駅にたくさん設置したことでちょっとした観光地とした。いわば、自ら歴史を新たにつくった元祖開開拓者ともいえる。残念ながら佐藤さんはお亡くなりになり、ご本人に会うは叶わなかった。
○銭函貯金箱とは(開開拓史)
佐藤さんがはじめた銭函つくりが普及し、現在では地域の夏休み工作の定番となりつつある。今回とくいの銀行でせいのすけ君、こうのすけ君のとくいがひきだされたことと、銭函在住で「電子工作」をあずけている小牧さんのとくいを組み合わせ、LEDや電解コンデンサといった部品を駆使し、お金を入れると光る貯金箱を製作した。
○夏休み工作銭函貯金箱つくりの旅日記
JR札幌駅集合です。
臼井くん、田中さん、猪熊さん、みはし家のみなさん、頭取で出発です。
銭函駅には再現(オリジナルのない)された銭函が置かれているのでよく観察しました。
お昼はいろいろ銭函のことを教えてくれた海賊船で海賊ラーメンを食しました、すごい!
もどってからもひたすらさぎょう。ニシンに落ちていたガラス玉をつけました。
落ちていた漁場のトタン屋根の破片をつかって銭函の文字をあしらいました。
だんだん形ができてきました。
ついに小牧さんの電子工作教室がはじまります。
お金をいれると赤く光る装置を中に仕込みます。
電解コンデンサを使うことでゆっくり消えるようします。
時間も時間なので途中ですが、記念写真。
小牧さん、三橋家のみなさん、
2日後にはみんなの銭函貯金箱が完成して、無事夏休みの工作が完成したそうです!